わたしたちのつくる家たちは、
すべてまちを向いています。

窓を大きくとり漏れる灯りで、
歩く人の夜道を照らす家。
玄関口にベンチをつくり、
ふとした時の休憩所になる家。
敷地内の人の流れを考えて、
公園のような空間をもつ家。
そんなまちに向いた家を、
わたしたちは「家たち」と
呼ぶことにしました。

住まう人、はたらく人、遊びにくる人が
このまちで、混ざりあう。
顔見知りではないかもしれないけれど、
家を通じて、関係しあう。
そして、いろんな場ができ、
少しづつまちも人もにぎやかに。

これからの時代に必要なまちのあり方を、
家たちづくりで。
わたしたちは、そう考えています。